アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第3話「十三艦隊誕生」の感想

アニメ「銀河英雄伝説」の第3話「十三艦隊誕生」の見どころとしてまず挙げられるのは、自由惑星同盟の本拠地で行われた合同慰霊祭の様子です。
国防委員長であるヨブ・トリューニヒトは、本来であれば戦争で亡くなった人たちを弔うためであるはずの場を、戦意を高揚させると共に自分への支持を高めるために利用しようとします。
しかし、ジェシカ・エドワーズという女性はそんなヨブ・トリューニヒトの演説を邪魔するように、遠回しではありますが猛烈な批判の言葉を彼に対してぶつけます。
実は、彼女はジャン・ロベール・ラップという婚約者を戦争で失っており、その婚約者を含めた戦没者たちを利用しようとしているヨブ・トリューニヒトが許せなかったのです。
そんなジェシカ・エドワーズが放った言葉は決して攻撃的ではなく、むしろ知性と品格を感じさせるものではありましたが、反論することが極めて困難な正論であったため、ヨブ・トリューニヒトは彼女をその場から連れ出させることしか出来ませんでした。
とは言え、怒りを前面に出すことなくその場を切り抜けたヨブ・トリューニヒトの曲者ぶりがよく分かるシーンなので、今後重要な立ち位置になるであろう彼の存在を大きく示すシーンだったと言えるでしょう。
また、ジェシカ・エドワーズの言葉は現実の社会で起きている戦争にも当てはめられるものなので、多くの視聴者の心を捉える印象的なセリフとなっていました。
次に挙げられる見どころは、合同慰霊祭の後に主人公の一人であるヤン・ウェンリーがジェシカ・エドワーズを車で送って行く時に襲撃を受けるシーンを経た後の、空港で交わされた二人の会話です。
ジャン・ロベール・ラップはヤン・ウェンリーの同期の親友で、生前に彼のことを同期の誇りだと言っていたと語るのですが、ヤン・ウェンリーは戦争で大きな功績を上げたものの、戦争の勝ち負けに道着は関係ないと俯瞰したようなセリフを口にします。
そのような会話からは、ヤン・ウェンリーの深みのある人間性が見て取れるのではないでしょうか。

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