アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第13話「愁雨来たりなば…」の感想

自由惑星同盟は念願のイゼルローン要塞を攻略した事で、戦勝ムードでこのまま一気に同盟政府の志願の帝国本土解放を実現できると煽る政府一部の政治家と同盟軍の一部勢力の強硬派の思惑によって無謀な作戦に足を踏み入れます。
今までにない大勢力での進行が始まり、帝国軍はラインハルトに同盟軍を帝国領内から排除するように命令が下りました。
ラインハルトには参謀が2人いて、善政を行う無二の親友と汚い謀略を行う事をすすめる参謀がいて、今回は数に勝る同盟軍と真っ向勝負しても勝てないと踏んだラインハルトは汚い謀略を進言する参謀の案を受け入れました。
その作戦内容は、帝国領土開放を名目としている同盟軍が帝国内の星々を開放して行く過程で、予め民衆から食料を奪っておき、同盟軍の食料を与えざる負えない状況を作って、食糧不足にさせて士気を落とさせる謀略でした。
これは一時的に食料を奪うため、帝国軍のラインハルト自体を貶める作戦だったため、善政を行う親友からたしなめられるとラインハルトは思ってましたが、何も言われずに悲しい目で見つめられるだけでした。
すぐにラインハルトは食糧徴収が得意な幹部を辺境惑星に派遣しました。
強圧的に食料徴収を行っていく中で、帝国軍に対して不満を持つ群衆がどんどん増えていき、大義の無い略奪を行っていく過程で派遣された幹部は苦悩していきました。
その過程で派遣された幹部がある辺境惑星に食料徴収目的に行った時に、嘗ての恋人のフィーアと再会しました。
フィーアと再会して思い出が蘇ったその幹部は、懐かしい思い出の回想シーンが始まりました。
フィーアの嫁ぎ先である領主は、その幹部が元恋人であった事を知っていて取り入ろうとしますが、ラインハルトへの忠誠心が高くて、始めは歓待を受けて苦悩しましたが、その後心を鬼にして領主から軍を使って食料を強制徴収して、抵抗する領主の邸宅を燃やしてしまいました。
今回の見どころはラインハルト幹部の心の葛藤シーンでした。

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アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第12話「帝国領進攻」の感想

イゼルローン要塞を無傷で奪取した同盟軍でしたが、その後今まで進行され続けてきた無念を晴らすべく、帝国領への侵攻作戦を実行する動きが出ました。
ヤンを初めとして良識ある幹部からは懸念の声が出ます。
しかしながら出世競争においてヤンに敗れたと思っているフォーク准将及びそれを支持する一部の軍高官、さらにはその声に賛成の意志を持った同盟政府閣僚からも出兵すべきとの声が出てきます。
一方、ヤンはイゼルローン要塞を攻略したためこれで同盟が一息つける、戦争が遠のいたと思って安心していました。
その結果恋い焦がれていた軍人から民間人へと戻りたいと、退職願を同盟軍統合作戦本部長シトレ元帥に提出しますが、却下されてしまいます。
シトレはフォーク准将の行動や政府閣僚からの出兵案を危惧していました。
その動きに対抗出来ないままに出兵案が可決されてしまいます。
シトレからは今後の同盟軍の中枢にあって、支えてほしいと懇願されるヤンでした。
帝国領侵攻を迎え撃つ事になったのはラインハルト率いる軍です。
後にラインハルトを支えることになる勇将たちが迎え撃つべく作戦を提示します。
しかしながらラインハルトやその幕僚になったオーベルシュタインからは、辺境の焦土作戦により帝国領へと引き込んで、戦線が伸びきったところで迎え撃つという作戦でした。
同盟軍はこの作戦に見事にはまります。
各艦隊からは補給の要請と現地民間からの補給要請特に食料や医療などについて求める声が大きくなっていきます。
しかしながら同盟軍にそれを支えるだけの事は出来ませんでした。
最初こそよかったものの補給が破綻し、今度は同盟軍が現地調達という略奪行為に走ってしまいます。
現地では食料を奪われた民間人と同盟軍が衝突し、さらに疲弊を増していきます。
イゼルローン要塞からの補給船団はラインハルトの腹心であるキルヒアイスによって壊滅させられました。いよいよ帝国軍の本格的な反撃が始まろうとしています。

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アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第11話「女優退場」の感想

この話では女性の嫉妬がテーマのようなものとなっています。
人の心の本心のようなものが垣間見られることになるのが、この話の見どころということになるのかもしれません。
アンネローゼという皇帝の寵愛を一身に受ける事になった女性に対して、ベーネミュンデという昔に皇帝の寵愛を受けていた人物が嫉妬心をむき出しにして様々な工作をする事になるというわけですが、これにフレーゲル男爵がこの事を利用するという政治も絡んできて複雑な様相を呈するという事が起きる事になります。
人の社会ではこうした事はよくある事なのですが、これが皇帝の近くで起きるという事になると、もうそれは単に個々の嫉妬というレベルを超えて大きな社会を動かすような事にもなるというわけで、こうした後宮の女性の動きも政治に関わってくるというところが、このアニメの面白い所という事が言えるでしょう。
現実世界でもこうしたことが良くあるだけに、よりリアルに人の世の中を映し出しているという事も感じられるかもしれません。
このアンネローゼという女性の弟がこのアニメの主人公のラインハルトであって、ラインハルトは皇帝に無理やり連れていかれた、姉を取り戻すために自ら皇帝となる事を目指すという事をしている最中というのが、この本編でのストーリーともなっています。
ですから、この後宮での出来事というのは全く本編に関係ないというのではなく、ラインハルトという主人公が活躍する動機ともなっているので、その動機でもあるアンネローゼがどういう状態で後宮にいるのかというような事を見るのも面白いかもしれません。
皇帝の寵愛を受けているからといって本人は全く幸せに感じてもいないにも関わらず、他の人から見るととんでもない幸せを手に入れた悪者のように見られていたり、元々寵愛を受けていたような人からすると、その人のせいで皇帝の寵愛が無くなったかのような言いがかりをつけられてしまうモノだという事もこの話から分かってしまいます。

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アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第10話「ジェシカの戦い」の感想

主人公のヤンの兵学校時代の親友でアスターテ海戦で上官の無謀な死を遂げたラップ大佐と将来を誓い合ったジェシカエドワーズは、彼の死についてずっと納得できなくて悩んでました。
ジェシカエドワーズは、ヤン中将やラップ大佐と初めて会った自由惑星同盟の第二の都市のテルヌーゼン市にある士官学校時代の楽しかった思い出を懐かしんで、恋人を失った苦悩を現実逃避してました。
エルファシルの英雄で難攻不落のイゼルローン要塞を奪取した、ヤン中将と戦災孤児でヤンと暮らすユリアンミンツがイゼルローン要塞奪取の戦勝セレモニーに出席するために、首都星のハイネセンの空港の出口からでると、マスコミに囲まれて、カメラで激写されインタビュー攻めに会いました。
その時に空港の出口で、親友のラップ大佐の恋人のジェシカエドワーズの存在に気付き声を掛けました。
戦勝セレモニーの目的は、戦勝したヤンの人気を利用して、政治家が自分の支持率を上げるイベントだったため、ヤンも義理で参加しましたが不愉快だったようでそうそうに引き上げました。
帰り際にジェシカエドワーズがいて、久しぶりの再会で兵学校時代の懐かしい話で盛り上がりますが、ジェシカエドワーズにラップ大佐の死の真相を聞かれて、つい本音で軍の無謀な作戦や上官の無能のせいでラップ大佐が死んだ事を話してしまいました。
それを聞いたジェシカエドワーズは、気になっていたラップ大佐の死の真相を知って、元政権の政治体制や軍のありようを変えないと自分のように恋人を無駄死にさせて苦しむ人間が増える事を止められないと考えて、政治家になる事を決断しました。
政治家になる事を決断した頃に、ちょうどジェームスソーンダイクという政治家が死んで、その補欠選挙に立候補しました。
ジェシカの選挙活動は、政治腐敗の根絶や戦争反対のデモ活動が中心だったため、他の政治家や軍からは危険思想を持つ女性として注目されるようになりました。
第10話の見どころは、恋人の死で落ち込んでいたジェシカが、前向きに立ち直っていく所だと思います。

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