アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第8話「冷徹なる義眼」の感想

この話の見どころはオーベルシュタイン大佐という義眼を持っている人物をラインハルトが配下にするという所のシーンです。
イゼルローン駐留艦隊に属していたオーベルシュタインですが、イゼルローンが同盟に奪われるという事態の責任を、この戦いの生き残りであったオーベルシュタインにとらされるという事になるのを守ってもらう代わりに、ラインハルトの下で働くこととするという彼の願いを聞き届けるという事をするわけです。
ラインハルトは有能な部下を求めている最中で、特に参謀が必要であったということがあって、この人物の有能さを見抜いて部下にすることを決めるという事になります。
ここで問題になるのがオーベルシュタインは帝国への忠誠心が無いことを明言してラインハルトの配下に入る事を宣言していて、ラインハルトの野心を見抜いているという事があることと、自分のような冷徹な判断が出来る人材が必要であることを重々承知して配下となるということです。
既にラインハルトにはキルヒアイスという有能な部下がいるのですが、その人物は温厚で優しすぎるという所があり、自分の存在価値がそこにあるという事を十分に分かったうえでこの申し出をしているというところが見どころです。
つまり、両者とも相手の事を十分に理解したうえで、双方の野心の為に相手を利用するという事をしている事を両者とも分かっていうところがポイントです。
絶対的な忠誠心を誓うわけでもなく、それを求めている訳でもなく、ただおのれの野心の道具として相手を利用するということで両者が一致している主従関係というのが、この話の奥深い所ということになります。
何故オーベルシュタインがこのような冷たい考え方を持つようになったのか、その義眼に隠された意味なども出てくる事になりますから、こうした人の心の奥深いところの動きを垣間見せてくれるところが、この話の見どころということになるのかもしれません。
知恵比べ的な問答が面白いはずです。

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第7話「イゼルローン攻略!」の感想

アニメ「銀河英雄伝説」の第7話「イゼルローン攻略!」の見どころと言えばイゼルローン要塞の攻略に尽きます。
過去6度も同盟軍が攻略に取り組んだものの、強靭な装甲が施されているうえに要塞の主砲であるトールハンマーの圧倒的な火力によって失敗に終わっているイゼルローン要塞の攻略を任されたヤンは内部から攻略する事にしました。
その立役者に選ばれたのは同盟軍に所属している薔薇の騎士連隊長ワルター・フォン・シェーンコップ大佐とその部下たちです。
仲間が囮になって要塞駐留艦隊を引き付けている間にヤンが率いる同盟軍第十三艦隊が接近し、なおかつ更に帝国軍の目を欺くために艦隊運動を行います。
その間に要塞に侵入できたシェーンコップたちは身分を偽って要塞の司令官であるシュトックハウゼン大将を人質にできたものの、指令室警備主任のレムラーが一瞬の隙をついて要塞の機能全てを凍結させたところもまた見どころです。そこから始まるシェーンコップたちの活躍やヤンの時間稼ぎは鮮やかとしか言いようがありません。
特に艦隊の戦いが多い「銀河英雄伝説」において白兵戦が繰り広げられているのはこの第7話しかないと言ってもいいほどです。
帝国軍に死者は出たものの、難攻不落の要塞の攻略に同盟軍の死傷者はゼロという快挙を成し遂げたヤンは退役を上司に頼みますが、イゼルローン要塞の攻略をした英雄を手放せないので願い下げられます。
ヤンは落胆しながら軍人生活をしていく事に決め、さらには要塞の攻略で活躍したシェーンコップたちも同盟軍第十三艦隊に所属する事になり、これからのヤンの今後が気になる体で第7話は終了です。
基本的に第7話の見どころは同盟軍によるイゼルローン要塞の攻略の展開ですが、他にもゼークト大将の死に様が挙げられます。
ゼークト大将と言えばとにかく嫌な上司として描かれており、あのオーベルシュタイン大佐が見捨てたほどです。
その人間性は相変わらずで、彼に従う部下たちが憐れでなりません。
結局同盟軍の意思にも従えなかった男は案の定、トールハンマーの前に消えてしまうのでした。

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第6話「薔薇の騎士」の感想

ヤン率いる13艦隊はイゼルローン要塞の奪還というとんでもない命令を実行すべく、シェーンコップ率いる薔薇の騎士部隊をイゼルローン要塞に送り込みます。
なんといってもこの要塞は過去何度攻めても同盟軍が落とすことが出来なかった無敵の要塞でもありますから、正面からの艦砲射撃などでは到底落ちる事はありません。
内部から切り崩すしかないということで、白羽の矢が立ったのが、この薔薇の騎士という帝国からの亡命部隊という事でした。
亡命してきているという過去があるため、裏切るのではないかという周囲の疑惑の目もありましたが、ヤン提督はそのような事を気にすることなく、体調のシェーンコップを呼んで作戦を授けます。
その作戦は偽って帝國に再度亡命をしにきたといって潜入をして、内部から要塞を占拠するというモノで、シェーンコップが裏切ってしまえばそれで終わりという、まさにシェーンコップに命を預けるような作戦を考えました。
この作戦を聞いたシェーンコップは自分が裏切る可能性について疑問を持たないのかという事をヤン提督に質問するのですが、提督は困るというだけで、それでこの作戦は終了しお手上げとなる事を堂々と言ってしまいます。
この正直な返事に満足したのか、シェーンコップはこの作戦を実行することを承諾して、配下の薔薇の騎士を率いて要塞への侵入任務に入っていきます。
まずは同盟軍におわれてケガをしているので助けてほしいという連絡を要塞にして、手ぶらで武器を持たずに要塞への侵入を果たすことに成功します。
ここまでは上手くいくのですが、これからは武器のチェックや指揮官の確保など難題が待ち受けていく事になるわけですが、それらを悪知恵やトリックのようなものを使って突破していくのが見どころです。
要塞指揮官とのやりとりやヤン提督のサポートの指揮なども見どころで、この潜入作戦を成功させるためにさまざまな作戦がとられることになっていて、そこが見どころでもあります。

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第5話「カストロプ動乱」の感想

銀河帝国の名門貴族で元財務尚書だったカストロプ公オイゲンは、その地位と職権を乱用して私腹を肥やしていて、帝国本国でもその不正を知っていて、オイゲン死後にその不正で得た富の返還を再三求めました。
その事で不満を抱いたオイゲンの嫡男マキシミリアンフォンカストロプが反乱を企てました。
帝国は討伐軍を派遣しましたが、マキシミリアンはその不正で得た富を利用して、金で動く独立商人国家のフェザーンに仲介してもらって、防衛衛星兵器のアルテミスの首飾りを入手しました。
このアルテミスの首飾りによって、3000艦のかなり大規模な討伐軍を撃退しました。
そして第二回討伐作戦の命をラインハルトフォンローエングラムに任されました。
ラインハルトフォンローエングラムは、心の支えで掛け替えない親友のキルヒアイス少将に武勲を立てさせて出世させるために、2000艦で討伐軍を編成して反乱を鎮圧してくるように命令しました。
キルヒアイス少将は、アルテミスの首飾りを破壊するために、大量の工作艦を用いて可燃性の高い指向性ゼッフル粒子をアルテミスの首飾りと同じ数散布して、アルテミスの首飾りの自動攻撃を作動させて全て破壊しました。
アルテミスの首飾りが無くなった後に、キルヒアイス少将はマキシミリアンに再三の降伏勧告をしましたが拒否して徹底抗戦を続けました。
マキシミリアンは戦況が不利になったら、自分の臣下が反乱を焚きつけたから自分には非が無いと弁明したり、父やフェザーンに騙されたと見苦しい弁明を繰り返しました。
最終的にマキシミリアンのやり方に怒りを募らせた臣下や彼を支えてきた一族や自分が召し抱えていた女性達に滅多刺しにされて殺害されました。
その後キルヒアイス少将にマキシミリアンの死が伝えられて無事に反乱が鎮圧されました。
この手柄によりキルヒアイスは中将に昇進して、一目を置かれる存在になりました。
この第5話の見どころは、キルヒアイスの智謀と彼の優しい性格が垣間見れた事です。

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第4話「帝国の残照」の感想

銀河英雄伝説の第4話「帝国の残照」の見どころとしては、ラインハルトが元帥になるところから始まります。
アスターテ会戦の勝利により、ついに帝国軍人としての最高位にまで上り詰めたわけですが、もちろんこれは彼にとっての最終目標でも何でもありません。
そういう意味ではあくまでも途中経過としての話に過ぎませんし、銀河英雄伝説の中ではやはり戦闘シーンが最大の花形になるでしょうがこの回には戦闘シーンはとくに出てきませんが、それでも結構重要なエピソードが描かれています。
というのも、元帥叙任式典のあと、部下であるキルヒアイスとともに自分の姉であるアンネローゼに会いに行くシーンが含まれているからです。
単に挨拶に行くだけではなく、ここで話は過去にさかのぼり、そもそもキルヒアイスがラインハルトの唯一無二の忠実な部下となることになった経緯とか、どうして帝国軍人を志すことになったのかが語られています。
もともとラインハルト一家は没落貴族であり、たまたまキルヒアイスの家の隣に引っ越してきたのです。
そして、アンネローゼがキルヒアイスに対して弟の親友になって欲しいと頼まれたことから二人の関係は強固なものとなったのです。
一方、アンエローゼ自身は家同士の権力争いの道具にされて皇帝に売り渡されることになるのですが、まさにこれがラインハルトの原点です。
つまり、没落した身分を何としてでも取り戻し、いずれは皇帝にさえ影響を及ぼせるくらいの身分になって姉を取り戻すというのが彼の志となったわけです。
そのために、ただ自分の実力のみで成り上がることができる最も手っ取り早い道として軍人を選んだということになり、キルヒアイスもそれに続くことになったということです。
このように第4回のエピソードは戦闘などの派手さこそありませんが、過去と現在、そして未来とをつなぐ重要なエピソードが語られるという意味で決して見逃すことはできない、重厚感のある物語となっています。

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第3話「十三艦隊誕生」の感想

アニメ「銀河英雄伝説」の第3話「十三艦隊誕生」の見どころとしてまず挙げられるのは、自由惑星同盟の本拠地で行われた合同慰霊祭の様子です。
国防委員長であるヨブ・トリューニヒトは、本来であれば戦争で亡くなった人たちを弔うためであるはずの場を、戦意を高揚させると共に自分への支持を高めるために利用しようとします。
しかし、ジェシカ・エドワーズという女性はそんなヨブ・トリューニヒトの演説を邪魔するように、遠回しではありますが猛烈な批判の言葉を彼に対してぶつけます。
実は、彼女はジャン・ロベール・ラップという婚約者を戦争で失っており、その婚約者を含めた戦没者たちを利用しようとしているヨブ・トリューニヒトが許せなかったのです。
そんなジェシカ・エドワーズが放った言葉は決して攻撃的ではなく、むしろ知性と品格を感じさせるものではありましたが、反論することが極めて困難な正論であったため、ヨブ・トリューニヒトは彼女をその場から連れ出させることしか出来ませんでした。
とは言え、怒りを前面に出すことなくその場を切り抜けたヨブ・トリューニヒトの曲者ぶりがよく分かるシーンなので、今後重要な立ち位置になるであろう彼の存在を大きく示すシーンだったと言えるでしょう。
また、ジェシカ・エドワーズの言葉は現実の社会で起きている戦争にも当てはめられるものなので、多くの視聴者の心を捉える印象的なセリフとなっていました。
次に挙げられる見どころは、合同慰霊祭の後に主人公の一人であるヤン・ウェンリーがジェシカ・エドワーズを車で送って行く時に襲撃を受けるシーンを経た後の、空港で交わされた二人の会話です。
ジャン・ロベール・ラップはヤン・ウェンリーの同期の親友で、生前に彼のことを同期の誇りだと言っていたと語るのですが、ヤン・ウェンリーは戦争で大きな功績を上げたものの、戦争の勝ち負けに道着は関係ないと俯瞰したようなセリフを口にします。
そのような会話からは、ヤン・ウェンリーの深みのある人間性が見て取れるのではないでしょうか。

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第2話「アスターテ会戦」の感想

「銀河英雄伝説」の第2話「アスターテ会戦」の見どころは、何といっても第2艦隊の指揮権を引き継いだヤンが第1話で描かれたその窮地をどう切り抜けるかにあります。
第1話では、同盟軍は帝国軍の2倍の戦力を集めたはずでしたが、ラインハルトの各個撃破戦法の前に第4、6の両艦隊ともに撃破され残る第2艦隊も中央突破戦法の餌食に陥るという状況で終わっています。
そんな中、第2話はそこからさかのぼること数時間前の自室で本を読んでいるヤンが、第2艦隊司令のパエッタ司令官から呼び出しを受けた場面から始まります。
その呼び出し内容はヤンの戦略を却下するものでした。
これは、その提案が消極的でパエッタ司令官の不満を買った結果でした。
パエッタ司令官からすると戦況が圧倒的な有利な同盟軍が負けない作戦を取る必要はないと判断していたのです。
また、その本音にはこの戦いで帝国軍に打撃を与え昇進のチャンスにしたいという目論見があったのです。
しかし、1話を見た方はすでにご存知の通りその目論見は見事に外れます。
同盟軍が予想した宙域に帝国軍の艦隊はおらず、帝国軍は包囲される危険を回避すべく確固撃破を始めていたのです。
そして皮肉なことにこれはまさにヤンが危惧していたストーリーそのものでした。
更に第4艦隊を見捨てることができないパエッタ司令官の作戦は泥沼の一途をたどりとうとう重傷を負ってしまいます。
その結果この絶望的なタイミングでヤンは指揮権を委譲されます。
しかしこのままで終わらないのがヤンの魅力であり、第2話の見どころと言えます。
そしてここで第1話の終わりに時間軸が追いつきます。
ラインハルトが中央突破戦法を使ってくることを見事見抜き一気に形勢逆転を遂げました。
しかし決め手に欠ける戦況は長引けば両軍ともただ消耗するだけであることを察したラインハルトの撤退の指示により戦いは幕を下ろします。
その際にラインハルトがヤンに伝文を贈る場面が第2話の一番の名シーンと言えるでしょう。

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

アニメ「銀河英雄伝説(本伝・第1期)」の第1話「永遠の夜の中で」の感想

主人公である銀河帝国軍の上級大将は2万もの艦隊を引き連れてアスターテ星域に入り込む事を計画するものの、一筋縄ではいかず計画が進められないのは自由惑星同盟軍が倒す準備が万端であるという様子で待ち構えているためです。
しかも、銀河帝国軍が率いている艦隊の数は2万であるのに対し、自由惑星同盟軍は艦隊が3つある上に、合計数は4万にものぼるため銀河帝国軍は絶対的に不利な状況下に置かれてしまっています。
絶対数だけを見ても勝ち目が極めて低い事が目に見えている事に加えて追い打ちをかけるようにして示されている情報は、かつて敗北をしてしまった戦いと布陣が酷似している事です。
銀河帝国軍の将帥は過去の前例を実際に経験しており、敗北の悔しさも重々承知しているため一旦引き下がるべきであると進言するのですが、進言を受け入れてもらえる事はできませんでした。
第1話において過去に前例があるとは言っても上層部に対して進言をするというシーンは見ものですし、上層部も言いたい事は理解しているものの引き下がる事はできないという一心で言い分を跳ね除けるのは魂を感じ、軍が心を決めて尚一層一つになる瞬間です。
もちろん、上層部が言う事は絶対なので反論する事などはできないのですが、比較的高い位に就いている副官でさえも懸念材料として密かに抱いている事があります。
それは、自由惑星同盟軍には英雄と評された大変頭が切れて、優れた一人の男が存在しているためです。
銀河帝国軍で上層部に対する進言が受け入れられてもらえていない頃、実は自由惑星同盟軍の方でもよく似た様相が巻き起こされており、准将が提出した上申書が却下されていました。
准将が提出した上申書には自分たちが有利に物事が進められるのは事実であるものの、追い込まれた時や敗北をしてしまいそうになった時のための秘策も考えておくべきというものです。
しかし、戦いを前にして敗北時の事を考えるのは愚かであると一喝され、上層部の言う事を守らなければならない事と軍を纏め上げるためのジレンマに襲われ、試行錯誤する様子は見どころです。

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法

「銀河英雄伝説(本伝~外伝)」のアニメ動画(全165話)を見放題で視聴する方法